2012年1月21日土曜日

糖質制限でのそれほどでもない苦労について

どうも糖質制限について検索してこのブログに来られる方が多いようなので、もう少し本件は続けて記すことにします。


糖質制限をやっているんですよ、と話すと「凄く辛いんじゃないんですか」とか「大変そう」というご返事がよくあり、正直閉口しています。
なぜ糖質制限が楽かというと、一般的なダイエットのような苦労を余り感じなくて済むのがその長所なのです。
ご飯とかパンうどんそば、ラーメン、寿司など糖質がドカンとくるものを口にしないだけなので、あまり物事を考えなくていい。
それだけです。
余り苦労はしていません。

外に出歩いて人とお会いするときにも、最初の頃はかなり神経を使って食事を考えていましたが、今では平気で「ご飯4分の1にしてもらえますか、あと可能であれば料理のお肉ものを増量できれば助かります」とお願いしてみます。
単なる厚かましい人になってるのかも知れませんが、これが言えると随分楽。
経験上から言うと、場としてご飯4分の1というのは許容範囲なんですが、「ご飯いりません」と言った瞬間に周囲の方からご心配やご忠告をいただくようになるので、私は「4分の1」というのがツボかなと思っているところです。
値段が上がってもいいので、と言うと、肉料理も増量してくれるお店は結構あります。
個人的には普通に注文して大半の白米を残すのがあまりに忍びなくて、というのも理由です。
お茶碗に3口くらいのご飯がちょこんと乗っかってくるのも可愛いものです。
苦労といえば苦労なんでしょうが、まあ皆さんに過度のご心配を掛けてもいけませんので、ね。

満腹感や、食べているという印象を糖質の大量摂取で誤魔化していたのだなぁというのが自分のこれまでの反省でもあります。
冗談めかして、「自分はもう一生分の糖質を食べ尽くしてますから(笑)」と言うと、結構な方が理解を示してくれます(それはそれで悲しいのですが・・・。

ただ糖質制限をやることで他のことを考えるようにもなりました。
他の方からの指摘で、便秘になりやすいとか栄養の偏りが気になるとか・・・これはこれで心配なこと。
そこで、私はまずは毎日野菜の大量摂取を心がけています。
野菜サラダやら温野菜やら、野菜物の量は意図的に増やしています。
それともう一つが果物を積極的に食べること。
詳しい説明は省きますが、糖質の中でも、果物に含まれる果糖は他の甘味に比べやや割り引いて計算することができます(種類によって大きく違うので、きちんと理解の上でご対応を)。
バナナや柿など糖質量の多いものは避けつつ、みかんなどの柑橘系やぶどうなどは、量を抑えつつもできるだけ毎日食べるようにしています。
甘味を避けるのも糖質制限のポイントですが、生活の中での「うるおい」を確保するのも大切な事だなと思いつつ、果物はいただいています。

自宅ではなんとか取り組みやすい糖質制限ですが、外食での時はこのように普通に定食など頂きながらご飯だけを少なくする、というのが一番楽で効果があるように思います。
私ですが検診の結果でも殆ど(若干高い値が出たものはありますがね・・・)異常なしというデータが返って来ました。
食生活が混迷を極めていて時間も不規則という人が自分なりに着手しやすいのが糖質制限かも知れません。

人それぞれの食生活や節制法があると思いますので、無理には勧めません。
でも、困りごとがある人には、選択肢の一つとして参考になれば幸いです。


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