私は北海道の札幌南高校というところが母校なのですが、そこでは1年生の授業でブックリストが渡されて「夏休みに読んでレポートを記すように」という宿題が出ていました。
ふと自分がレポートを出す側に回ったこともありこのことを思い出しました。
記憶にある範囲でこのリストを再現してみます。
・ソクラテスの弁明、クリトン(プラトン)
・プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神 (マックス・ウェーバー)
・方法序説(デカルト)
・羊の歌―わが回想 (加藤周一)
・ケインズ(伊東光晴)
・日本人の死生観(R.J.リフトン、M.ライシュ、加藤周一)
・日本人の死生観(R.J.リフトン、M.ライシュ、加藤周一)
・ミル自伝(J.S.ミル)
あと数冊あったはずですが、ぱっと思い浮かぶのはこの程度。
ミル自伝以外は自分は読んだはず。ほかも思い出したら追加します。
調べてみたら日本人の死生観は絶版ですなぁ。
ミル自伝以外は自分は読んだはず。ほかも思い出したら追加します。
調べてみたら日本人の死生観は絶版ですなぁ。
・・・まあいま見ても、高校生に何を読ませてるんだというラインナップではありますが、でもこういうものをあまり疑わずに読めたのが、あの学校の環境ということで、その点は感謝です。
倫理政経担当の本多元という先生の授業で、正直言えばかなり風変わりな内容だったわけで、雑談かなぁと思っていたら急に本題に突入し、ご機嫌斜めだなぁと思ったら突然にご自身の自慢話になってというジェットコースターっぷり。
でも大学に進んでからのことを考えるとこういう授業は有難いものだなぁと気づくのはずっと後の話。
教科書は一応はあったものの殆ど使うことはなく、これらの本や資料集を使って縦横無尽に展開される授業は大変面白いものでした。
高校って楽しいねぇ・・・と思っていたら他所ではそうじゃなかったと知るのはやはり大学進学後の話。
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