オクトーバーフェスト、といいつつ日本では様々な季節に開催されるドイツのお祭り。
しかし呑助さんらにはあんまり関係ないのでしょう、ということで小山市のお隣栃木市で開催の
「オクトーバーフェストin蔵の街2013」へ行って参りました。
小山駅からJR両毛線で10分少々で栃木駅。
近いのですが本数が1時間に1,2本ということで時刻表確認は必須。
でも休みの日などは改札を出たところの観光案内所が親切な誘導。
ここの町は自分たちのことを観光地だと心得ているのがいつも有難い。
栃木駅北口を出て右に折れた広場に、こういう会場が設置されておりました。
春のドイツビール祭り、という名称で開催しているようです。
開始直後の11時に行ったら早速始めている皆さんが。
まあ簡易なテントですがお天気も良ければ十分。
周辺には栃木市のお店が出店を構えてビールに合うと思われるメニューを提供。
地元のお店がきちんと儲けられる仕組みを組んでゆくというのはちゃんとしているなと思うわけです。
時にアリバイ作りでイベントを開催するような自治体の姿を目にすることがあるだけに、こういうのは関係者の(当然なことではありますが)良心を感じます。
さてテント内ではバンド演奏開始。
地元のアマチュアバンドと思しき皆さんが続々と登場。
謎の声援もご愛嬌です。
ビールはケーニッヒルードヴィッヒの白(1000円)とおつまみに唐揚げ(500円)。
ちょいとお高いかと思いましたが、ビールおいしゅうございました。
そして栃木県のこの辺りでは時々見る、じゃがいも入りやきそばも。
と取材にかこつけ一杯頂いているうちに、お昼前というのに会場は席が埋まりました。
これは大したものですわねぇ、と思いつつ戻って参りました。
職業柄関心があるので案内チラシをみてみると、「オクトーバーフェストin蔵の街」は実行委員会形式で開催されており、共催にとちぎ日独協会など、後援にドイツ大使館、栃木県、栃木市、観光協会、国際交流協会、そして東武鉄道に地元のNPOなど・・・こういう段取りと枠組みづくりの上手い地域なのだなと感じた次第です。
会場でしきりにNTT東日本の方がフレッツのサービスを説明していたりテイッシュを配っていたり、こういうのも仕組みの中に入れ込まれているんでしょう。
まあビール飲んでいい天気、という気分いい感じで過ごすのもいいですが、地域の活性化事例としても面白いものを見せてもらいました。明日19日まで開催とのことです。