2011年5月5日木曜日

iPad2購入一週間

4月28日、発売初日にiPad2を購入してきて一週間になる。
ここで暫く使って見ての感想など記してみる。
勿論この文章もiPad2からの書き込みである。

昨年秋頃から、自分の作業環境特にネット周りの状況改善をしてゆく必要を強く感じていた。
一応iPhoneは持ってはいるもののこれで様々な作業をこなしてゆくというのは難しく。
最低限の常時ネット接続ツール以上のものではなかった。
何より、Twitterの活用頻度が高まると共にメール数が自分の周囲で見る見る減っていた。
そういうことから、長期的には改善が必要という前提があった。
それで昨年末にWiMAXを導入し拡張性に配慮してきたわけである。
そしてもう一つはタブレットへの関心。
ノートPCは便利だが、タブレットの可能性も試して見たい、と。

当日は名古屋栄のAppleストアで、殆ど並ぶことなく、Wi-Fi64GBホワイトのモテルを確保。
実はビックカメラへも寄っていたがそちらは早々にWi-Fiモデルが品切れになっていた。
Wi-Fi3Gモデルが残っていたことを考えると、皆さん思慮の末に購入されたのだろう。
「風呂のフタ」と呼ばれるカバーもオレンジのものを購入。

栄のカフェで早速開封してWiMAXでネットにつなげてみるが、ネット使用は軽いなというのが最初の印象。
ネット以外でもさくさくと動作し、高速プロセッサ搭載と謳っただけのことはある。
そして手に持つと案外ずっしり来るなとも。
以前から議論があるが、iPad2は常時手に持つものではなく、持って使うことも出来るものという理解が正しいのだろう。
カバーを丸め畳む形で、机上にて使用に適した傾きで設置できる。
そこは納得して購入せねば不満は残りそうだ。

iPhoneでの経験ゆえ、設定などにはあまり不都合なく対応できる。
とは言え、無線LANやクラウドものの設定は通常のpc並みには手間は掛かる。
簡単だという触れ込みに流されるおじさんも出てきそうか。

ノートPCでの作業をどこまで移行出来るかというのも自分の中での課題の一つ。
それゆえ、ワードやパワーポイントでやってきた作業がこなせるかは関心として持っていた。
ということでアプリでPagesとKeynoteを購入ダウンロード。

PagesはMacでのワープロソフト。
使ってみると通常のワープロでの簡単な作業はそこそこ出来る。
ただファイルの保存から外部への持ち出し作業で難儀することに。
Pagesでは文書作成して保存しても形式を選ばない。
外部持ち出しの時にどの形式にするかを問うて来る。
しかしそこに普段使っているクラウドサービスのDropboxは入っていない・・・。
そう、iPad2だとDropboxからファイルを落とすことは出来るが更新は出来ない。
同様にやるとするならアップル社の純正サービスが必要と知る。
Dropboxで逃げ道がないわけではないのだが、ここで無理はせぬと悟る。

Keynoteでも同様。
簡単な形式で内容をプレゼンのスライドにまとめるならこれで十分。
ただプレゼンアプリは形式を動かすと盛大にレイアウトなどがずれるのは何度も経験済み。
であり、出来ることなら冒険は避けたいもの。
膨大なパワーポイントの資産をどうiPad2で活用出来るかを睨みつつ、環境整備を進めている。

電池の持ちがいいというが触れ込みではあったがこれは本当。
かなり使い倒してもなかなか電池は減らない。
むしろその影響でWiMAXの持ち時間(3.5h)が厳しく感じられるようになり、予備の電池を探すことになりそう。

日本語入力は液晶にソフトキーボードが出てきてそこで入力出来るが個人的にはあまり違和感なし。
周辺からは多少変な目で見られることもあるが、普通のキー入力が出来る人なら問題なかろう。
画面がソフトキーボードで半分隠れるのは織り込み済みだが、元の画面が大きいので不都合はあまり感じず。
Bluetooth経由でキーボードの接続も確認。
ダメな人は小型のキーボードを準備してもいい。

iPad2をかばんに入れて歩くと、体積的にも重量的にもそのコンパクトさはノートPCと比べ違い歴然。
AC電源を準備しなくてよくなっただけでも大助かりのところはある。
文字入力は多いが体裁は問われぬものが多く、メールやTwitter含めネット接続の機会が多い自分にとっては、カバーを開いただけで立ち上がってくれるのもマルであり。
(世間は風呂のフタと呼ぶカバーだが、よくみるとデキた工業製品と思わせる)。

不都合がないとは言わぬし、まだまだ状況が変わってゆくだろうと思わせるところ多いが、メリットも多い。
iPhoneのユーザーゆえ妙な幻想が無かったのも幸いしているか。
特性などをきちんと理解して購入する分にはお得かと。
今後はクラウドサービスとの相性をもう少し調査して、あとはプレゼンファイルの作成や授業への活用に挑戦して見たい。

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