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2011年8月6日土曜日

ノマドワーカー向けの新しいカフェ、原宿の「THE TERMINAL」に行って来ました

東京での仕事が早く終わったので、話題になっていたカフェ「THE TERMINAL」へ行って来ました。ノマドワーカー向けのサービスが充実しているというのが売りで、立地も原宿のど真ん中ということで、どういうところか見て見たいというところもありました。

JR原宿駅から竹下通りを抜けて明治通りを渡り左斜め前に進んだところに、カフェの入ったビルが有ります。今日はオープニングということで、ポスターが貼って有りました。





階段を登って3階のお店に入ると、オシャレなカフェが。
中ではまず会員登録を促され、iPadを手渡されます。24時間使えるネットカフェという側面があるので、マンガ喫茶と同様に身分証が必要ということの様です。
名前だの住所だのいろいろ登録してiPad返却すると、数分で会員カードを手渡されます。私は日頃使ってるので問題なかったですが、iPadに不慣れな人は結構登録に難儀していた様子。店員さんが入力は手伝ってくれるようなので問題は無いでしょう。会員登録は150円。





席に座ると、インテリアの独特さに気がつきます。
詳しくは公式Webを見ていただくといいのですが、デザイナー渾身の作ということのようです。高級な作りということではないですが、やりたいことは十分に伝わって来ます。
店内はお客は今日は男性が多めでしたが、女性も結構おいで。





自分のiPadをカバンから出してみると、無線LANがお店の名前らしきオープンなものを拾うので勝手に接続。この辺りは店側からの説明は特段無し。まあある程度「分かっている」人を客層として考えているんでしょう。
ドリンクはコールド系だとコカコーラのディスペンサーが置いて有りカルピスや爽健美茶なども飲み放題。ホットはコーヒーのみなのが紅茶党的にはちと残念。





初日ということで混雑も予想していた割りには店内はお客は少なめ。椅子が座りにくそうという評判も有りましたが、壁際にはクッションの置かれた長いソファ席があり最初はそちらに陣取り、途中から上の画像のソファ席へ。これは座りごごちは大変良かったものの、このセットは一組のみ。争奪戦は避けられぬかも知れません。
むしろ窓際の日当たりのいい席も天気のいい時などは気持ちいいかもと思いつつ見ていました。





テーブル上やソファ席の足元などには電源がこれでもかという程に配置されていました。数えはしませんでしたが、席数分のコンセントがあるのではないでしょうか。限られた電源を奪い合う心配はなさそうです。

プリンタ&コピーでRICOHの複合機が設置してあったり、カウンター後ろにはミーティングスペースが二箇所設けられてあったりと、確かにノマドワーカー向けのサービスも充実。確認すると、会議で使うには電話で空きを確認すればOKだけど、参加者は全員会員登録は必要とのこと。まあ150円ですから痛くはないですが、長い会議はしなくなりそうです。

そして、1時間ほど滞在してお会計。
30分190円ということで、530円払ってお店を後にしました。3時間や5時間のお得なコースもありました。

感想としては、仕事で使うには十分快適な場所と思いました。マンガ喫茶のような少々重苦しい感じはなく、お客も皆淡々と作業をこなしている風で、こういう雰囲気が嫌いじゃないひとにはオススメ出来そうです。
ただお店が狙ってるように、会員相互の交流などがあそこで起こるようになるにはひとつふたつ仕掛けが必要かなとも感じた次第。そこはメールでの情報提供などあるようなのでそこに期待したいところです。

お店のWebは以下の通り。
http://theterminal.jp/index.html

2011年1月31日月曜日

市役所や図書館で、電源と無線LANの提供を!

ツイッターのやりとりにて、公共施設での無線LAN提供の話題が出てきた。

http://twitter.com/kuze_takahiro/status/31705598416392192
「これからの時代はそれが常識」と議会側から強く要望しました。 RT @: 犬山市役所は市役所内が無料の公衆無線LANを配備してますが、理由があるのでしょうか?市民が市役所に足を運んでほしいということなのでしょうか?東海地方では、郡上市役所ともう1、2…
犬山は中部地方の中ではこういうことには先進的な、大変恵まれた地域である。
岐阜県内では郡上市が同様の活動を進めている。
「郡上市フリースポット」

しかし岐阜市内では商工会議所にフリースポットがある程度。
役所で率先して無線LANの提供をしている話は余り聞かず。
各務原や大垣でも同様である。
県有施設でも一部公衆無線LANが入っている程度。
果たして市役所の設備として無線LANは必要なものなのかどうか。
自治体サービスとして提供するものかどうかというところなのだろう。

そしてもう一つ大事なこと。
電源の問題がある。
昨年来、佐々木俊尚氏の著作「仕事するのにオフィスはいらない」で扱われたノマドワーカーで話題になったように、オフィスにとらわれず自由なスタイルと場所で仕事をする人々が脚光を浴びるようになった。



PCでネット接続すれば場所はどこで働こうがいいわけである。
では、そういう人々は街中でどこに行くのか。
実際にはノマドワーカーというより実際には「電源難民」の様相が強い。
バッテリー切れ寸前のノートPC抱え、どこかで電源を確保したいと思っても地方都市ではなかなかコンセント一つ借りるのも難しかったりする。
ファーストフード店に入ったところで、電源を貸してくれるという保証もない。
日々日本のどこかに電源を、無線LANを探し求めて歩く人々が多数いるのだ。

世に「電源カフェ」なるサイトがある。
そのサイトには日々全国の電源を貸してくれるカフェの情報が集まってくる。
今は電源、そして無線LANがどこにあるかを同類の人々が情報共有しつつ何とかノマドワーカーは活動しているのでもある。

その人々を、どう地域につなぎとめるか。 そしてそのノマドワーカーの拠点を地域が提供することが出来たならどうか。
無料とは言わぬ。
小額であればコストも払ってもいいというであろう。
市役所のホールの片隅や、図書館のエントランスに僅かなスペースでもいいので電源と無線LANを提供してもらうことは出来ぬものかと考える。

繰り返すが、犬山のような事例は現状では恵まれているといえる。
一般的な地方都市では,この実現にはノマドワーカー自体が声を上げねばいけないだろうし、何よりそういうものが地域の機能として必要なのだと市民に理解してもらう必要がある。
仕事の仕方が変わっていることは上記の佐々木さんの本を読んでもらうにして、そのための環境整備がノマドワーカーを呼び込む仕掛けにもなるのだ。

勿論、いろいろな反発もあるだろう。
ここは勝手に電源を使うと「電源泥棒」として警察のご厄介になる国である。
役所が無線LAN提供して、中学生がエッチなサイトでも見てたらどうするのかという心配の向きもおいでだろう。
そういうことをひとつひとつ挙げて、だから提供は止めましょうというのが一番楽。
いやそうではなく、どうやって新たな能力ある人々を繋ぎ止めるのかを考えてゆきませんかというのがこの趣旨であり。
何かを考えている市役所であれば、取り組んでみてもいい仕掛けだろう。
役所でトイレを借りるがごとく、電源や無線LANにアクセスできるようになると、役所の姿も変わってゆくと思うのだが。